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中国人だから見える日中の宿命

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朝日新聞の皆さん、この本を読みましたか?(笑)
 著者の石平氏は、1962年四川省の生まれで、1988年に来日、神戸大学大学院で博士号を取った日中関係の専門家である。

 正直言って、中国大陸出身の中国人学者が、ここまで、醒めた目で中国を批判し、日本に好意的な助言の書を書いた事は、驚きであった。孔健氏などは、日本に好意は持って居ても、石平氏ほどの中国批判はしないのと違い、石平氏は、非常に大胆な中国批判を展開して居る。

 本書の分析は非常に興味深い。2005年12月8日、真珠湾攻撃の日に、アメリカで「中国は現実的脅威だ」と発言した前原民主党代表の発言が、中国政府に与えた衝撃についての分析など、この本を読むまでは考えてもみなかった事で、目から鱗が落ちる思ひをさせられた。石平氏は、こう書く。(以下引用)??「靖国参拝問題」を国際問題化して日本を孤立させようとする中国政府の攻勢は不発に終わった。同時に、「靖国神社問題の解決」を大前提とし、それを中心に据えた中国政府の対日外交方針も破綻を来したのである。(本書205ページ)??朝日新聞の皆さん、御感想はいかがですか?(笑)

さすが石平!切れ味鋭い目から鱗の日中関係論
去年春の反日デモ以来、常に新鮮な視点から日中関係に関する衝撃な問題提起をしてきた石平氏だが、集大成としてのこの一冊もなかなか面白い。とにかく、日本の新聞記者などには絶対見えないところの中国指導部の本音と弱みとジレンマについての分析は、本当に切れ味がよくて痛快である。目から鱗だ!

ポスト小泉の日中関係がどうなるべきかを考える上ではやはり必読の一冊だと思う。



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